あかにゃん
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いつの季節も一番居心地の良い場所を知っている我が家の愛猫、あかにゃん。
最近のお気に入り入りの場所は、ここ、
玉ねぎがぶら下がっている、風通しのよい納屋の軒下でした。
これがあかにゃんの最期の写真に。

今日は朝から車の下で気持ちよくお昼寝してるのね、いいわね、あかにゃんと思っていた。

気付いた時には、もう冷たく、硬くなっていて…。

9年前、まだ片手のひらにのる位のちっちゃなちっちゃな捨て猫を夫がひろってきた。
満月一号(長男)もまだ小さくて、喋れる言葉は2つだけ。
あか、とあお。
子猫の名前を何にしようか、って話したら、
“あか“というのでそれに決定。
以来あかにゃんは我が家の家族、満月一号の弟分に。

満月一号のおもちゃの車のトランクに入る位に小さくて
いつもそこに入れて遊んでいたな。
二人(正確には一人と一匹だけど)でジャングルのような森の中の埼玉のお家の庭を追いかけっこしていたっけ。
大きな石を彫ったりしていた私達夫婦が、ノミとハンマーを振っていた時もいつもそこで見ていた。
二番目、三番目の自宅での出産のその日もすぐそこで一緒にいてくれた。
埼玉からももちろん一緒に引っ越してきて、
夫婦喧嘩も、子供達の成長のあれこれも、何もかもそこにいて一緒に。

子供達の兄弟喧嘩のでは公平に、悪い方に噛み付くんだって、満月長男はいつも関心していた。
命の恩人の夫に対しては最期まで一目おいて、いつも最上級の愛情表現!まさに猫撫で声で。
半日でも家をあけると、どこからか現れて出迎えてくれる。

飼い猫なのにかなり野生的。
いつもトカゲやら鳥やら捕まえてきて、勝手口の前に屍骸とか内臓が自慢げに置いてある(ヤメテクレー)
生きたままのネズミを仕留めて、我が家の食卓のすぐそばでバリバリ言わせながら食べているのには、
親子で驚愕!
トラとかヒョウの狩の場面をテレビで観るより遥かに怖ろしく…。



10歳の満月一号は、ひとしきり数時間ほど号泣したらば、けろっと立ち直って元気をとりもどしたけれど、
4歳の二号に至っては、まだ死の意味がピンとこないらしく。

だけど私は時間のたつごとに、次々とあかにゃんの不在にぽっかりとした感じに気づいて、
あれもこれも我が家の歴史とともに思い出してきて。
どんどんさみしくなってきて。

あかにゃん、ありがとうね。
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by mangetunouen | 2012-07-24 23:53 | 日々


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