ニッポンの甘味料
f0199668_0205274.jpg我家の渋柿の木。
今年は例年に比べ、柿が少なかったのですが、でもおいしい干し柿になりました。
たか~いところは採りきれないので鳥さん達に差し上げましょう。

車で走っていると、そこかしこに全く手をつけられていない柿のたわわに実った渋柿の木をよくみかけます。
あ~もったいない、、、。
干しておけばいいものを、、、、。
甘いものに目がない人は山のようにいるはずなのに、、、。

少しの手間と時間をかけること、それは今の日本でとってもおざなりにされていること。
どこの町でも、小さな村にも24時間営業のコンビニが一つや二つは必ずあって、
いつでも簡単にしかもとっても安く、様々な種類のお砂糖たっぷりのお菓子、スイーツ、パンが買える。

渋柿を干している時間なんて待ってられないよね。
自給計算したら買ったほうが安いもんね。
その分、アルバイトしたほうがいいもんね。

時間 イクオール お金

だから渋柿は誰にも見向きもされないまま放置されているのかな。
この柿の木が植えられた頃の時代とは180度考え方も生活も、みんなの嗜好も変わってしまったのだろうな。
白いお砂糖の魔力に比べれば、干し柿の甘さでは役不足なんだよ。

なんて田んぼに向かう車中で夫と話しました。

私達がやっている有機栽培や無農薬の農業も、ぜんぜん自給計算したら買ったほうが安いし、
ニッポンの農家のほとんどは小規模な家族経営の兼業農家や年金暮らしのお年寄りで、買ったほうが安いお米や野菜をわざわざ作っていたりするんです。
でも採算が合わないとか、そういうことではなく、祖先から受け継いできた田んぼや畑は守っていかなくちゃいけないものだと思うんです。
私達は日々、食べなくては生きていけませんから。
そして、家庭の味は家庭のお母さんが子供達に伝えていくもので、安くて手軽だけれど、出来合いのお惣菜や、出来合いの調味料にまかせちゃあいかんと思うんです。
コンビニやスーパーやデパ地価で買ったり外食したほうが無駄が無くて時間も節約できるし、安いかもしれなくても、お母さんの手で丁寧に作られたものの暖かさに勝るものはないと思うし、それで身体も心もつくられていくべきなんじゃないかなと。

お願いです。
コンビニよ、君は麻薬といっしょ。
もうちょっと自粛しておくれ。
世の青少年をあんまり誘惑しないでおくれ。

f0199668_0205298.jpgさてさて、最近、玄米と麹でつくる天然酵母パンの作り方を教わったので、干し柿を刻んで入れた、ベーグルを焼きました。
(満月弟が湿疹がひどくて揚げ物、粉ものを控えているので授乳中の私もおあずけ。でも家族はみんな喜んで食べてくれました。)

ニッポンの甘味料、干し柿はこんなふうに洋風な使い方もイケます!
私はその他、スコーンやクッキーやパウンドケーキにレーズンの代わりに刻んでいれたりします。
もちろん和風のお菓子やお惣菜にも大活躍。
あんこの甘味に、コンポートのようにして餡蜜の蜜に、ナマスの甘味に、、、、。
ほっこりシアワセな自然の甘さですよ~。
是非、お試しあれ。
そしてお宅の庭先や実家の裏庭などにもし渋柿があるのなら、来年は是非干し柿にしてみて下さいマセ。

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初登場!
満月家族の鯉達です。
寒くなってきたので動きが鈍い。
冬は食べ物が少なくなるのかそんな鯉たちをねらってイタチがくるのでそろそろネットをはらなくてはいけません。
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by mangetunouen | 2009-11-28 00:20 | 日々


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